● TEN STORIES 2-[Feb.20.2008] | |
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とりあえず、収録曲のオリジナルは・・・
福山雅治、BOOWY、スピッツとか歌うとは思わなかったな、マジで。 竹内まりあ、大黒摩季など女性アーチストの歌を、男性が歌うっていうのは「アリ」だと思うし、聴こえ方も新鮮に感じる。 でも、それを甲斐の声で聞きたいかというと、まぁそうは思わない。やはり甲斐にはバンドテイストというか、オリジナルを歌って欲しいと切に思う。 大黒摩季の曲は悲しいかな声が出ていない、曲に置いて行かれてしまいそうになり聴いていてハラハラしてしまう。 クレイジーケンバンドのカバーは声質、曲調からしてかなりしっくり来る出来で、このあたりは安心して聴ける。 松村とおるはナンというか、ほぼオリジナルというか、この曲の声質からして甲斐のようなものなので、違和感がまったく無いというか特筆するところが逆にない。 涙そうそう(これだけ曲名!!)はいい感じです。 でもね、このアルバム一度聴いたらもう聴きません、今回改めて聴き直した位プレーヤにかからない。 全部のアレンジが嫌いな訳でもないし、甲斐の声が嫌いな訳じゃなく、むしろラジオでカラオケ大会と称して他人の曲を歌っていた時のイメージで懐かしささえ覚える。 前作でも書きましたが、甲斐の声は大好きだ・・・でも他人の歌を堂々と歌い上げて「素晴らしい」と何時まで言い続けられるだろうか。 |