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破れたハートを売り物に:BROKEN HEART FOR SALE
心にあいた風穴を熱いセリフで埋めてくれ。
● 破れたハートを売り物に:Broken Heart For Sale-[Nov.1.1981]
破れたハートを売り物に
  1. 破れたハートを売り物に
  2. ランデヴー
  3. ダイナマイトが150屯
  4. どっちみち俺のもの
  5. ジャンキーズ・ロックン・ロール
  6. 陽の訪れのように
  7. 奴(ギャンブラー)
  8. 観覧車
  9. 冷たい愛情

◎ 破れたハートを売り物に-[Sep.21.1981]
破れたハートを売り物に
  1. 破れたハートを売り物に
  2. 陽の訪れのように

新境地なタイトル曲「破れたハートを売り物に」がいい、断然いい!!
「翼あるもの」に匹敵するかのような僕個人的な詩的ワールドへのめり込みしたものだ。
♪お前と行きたい一人ぼっちじゃいやだ〜
ライヴで演ると一緒になって大声で歌うのは自らの「賛歌」にとって変わっているからなのかもしれない。
カバー曲(なんと小林旭である)オリジナルとはうって変わったノリの利いたテイクでオリジナルを消化して完全に甲斐バンドテイストに変わっている。
ライヴでのマイクスタンド・ワーク?は絶妙な動作で見てる僕らを魅了した。
個人的な意見で言わせてもらうならばマイクスタンドの似合うアーチストのベスト1は矢沢永吉でも大友康平でもないっ!!われらが甲斐よしひろに他ならないのだ。
すぐにセルフリメイクされる「観覧車」はこれはこれなりに透明な感じでいいと思う。(エンディングのSEはどうかと思うが・・)
ビートの利いたタイトル曲に始まり、うねりのある曲や「奴」のハードボイルド・テイストを絡めて「冷たい愛情」が胸に突き刺さりながらもアルバムは終わる。

大方の意見(身の回りの甲斐ファン[当時])では「破れた〜」の反応は皆当惑していたかのようだった。
そんな曲がシングルカットされたのだからぶっ飛んでいた。
ジャケットはすごくインパクトのあるジャケではある。
願わくばカップリングは「奴」か「冷たい愛情」が良かったかなー。

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