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ラヴ・マイナス・ゼロ:LOVE MINUS ZERO |
(ネオ・ダンディズム、都市の野性)[広告媒体] |
● ラヴ・マイナス・ゼロ:LOVE MINUS ZERO-[Mar.1.1985] | |
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◎ フェアリー(完全犯罪)-[Jul.21.1984] | |
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◎ 野獣-[Dec.1.1984] | |
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◎ 野獣[12inch]-[Dec.21.1984] | |
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◎ 冷血(COLD BLOOD)-[Feb.1.1985] | |
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◎ ラヴ・マイナス・ゼロ-[Jun.1.1985] | |
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● ラヴ・マイナス・ゼロ:LOVE MINUS ZERO-[Dec.12.2007] | |
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このアルバムも色々な形でメディアと構成されていったアルバムだった。 まずはハードボイルド小説集「ラヴ・マイナス・ゼロ」があり、収録曲9曲に対して豪華作家陣を9名をあて書き下ろしのハードボイルド小説を作った。 (それに呼応するようにコミックでも確か発表されていたと思う) この時のキャッチコピーが「ネオ・ダンディズム/都市の野性」で「音楽を読む、物語を聴く」というものでテレビミックス集の「ラヴ・マイナス・ヴォイス」との連携もとられている。 さて、コマーシャルな話は置いておいて肝心のサウンドである。 タイトなドラムで始まる「野獣」はその後発表される各種リミックスで新たな一面を見せる意欲作。 「冷血」に至っては "LOVE minus ZERO TOUR" で既にライヴの定番になった曲。 ステージ上方から降注がれるバリ・ライトの光線はさしずめ追跡者のサーチライトか?ハードボイルド・テイスト溢れる名作だと思う。 「フェアリー」でのプロモ・ビデオ撮影の時銃弾に撃たれ崩れ落ちる甲斐のシーンで思わぬ事故によって初めて甲斐バンドは5箇所のツアーを延期する事となった。 とにかくこのアルバムからのシングルカットは多い。 まず「フェアリー」は自動車メーカーのタイアップでガンガン茶の間に流れていたし、「野獣」においては12インチ・リミックス盤を出してしまうし、「冷血」も「ラヴ・マイナス・ゼロ」にしろ別バージョンだ。 「悪夢」に関して言えば作曲した一郎がマイクを握るバージョンでこれはこっちの方がイケてるかなという仕上がりだ。 他に関連作品で「ラヴ・マイナス・ヴォイス」(TVミックス集/インストルメンタル)とハードボイルド小説短編集「ラヴ・マイナス・ゼロ」(鏡 明ほか)がある。 2007年12月に紙ジャケシリーズによる再リリース。 ボーナストラックは2曲(Track 10,11)で「悪夢」と「フェアリー」のデモバージョン。 「悪夢」の方はシングル盤「冷血-COLD BLOOD」のB面に収録されていた一郎のヴォーカルバージョン。 「フェアリー」のデモバージョンは「HIGHWAY25」に収録されている。 |