甲斐バンド、KAI FIVE、甲斐よしひろソロによるデビュー曲から、 小室哲哉コラボレーションまでの代表曲53曲に、衝撃の未発表曲、未発表アウトテイク28曲を加えた全81曲、 CD5枚に及ぶアンソロジー完成!! 16cm x 28cm カートンボックス(シリアルNO)入り 同サイズ写真集&CDサイズ解説書 選曲:甲斐よしひろ CD5枚組ボックス(音楽生活25周年記念CD-BOX#1)SRCL-4551〜4555:完全生産限定盤 |
甲斐の音楽生活25周年を迎えてのCDボックス集である。 まずはボックスの内容から・・・。 光沢のある綺麗なボックスに収められた5枚の12インチCDもそれぞれのジャケットを持っている。 CDそのものがレコードを模しているイメージで紙スリーブジャケットにモノクロの写真でデザインされている。 5枚のCDと共に横たわるボックスサイズの写真集(歌詞も掲載)と萩原健太氏熱筆(そんな言葉あるのか?)によるライナーノーツ。 このライナーノーツには楽曲に関わるバンドのディテールを一緒に映し出しており、これこそ今まで語られなかった「甲斐バンド・ストーリー」なんじゃないかな、と思える程の力作で充分に読み応えある内容で健太氏に感謝!感謝なのである。 Disk1〜3の細かなテイク違いなどの話はしないがDisk1のトップを飾る「ポップコーン」はコンテスト本選の際文化放送で放送された音源によるもので、以前再放送(?)もしていたが公式に収録される初めての貴重な音源だといえる。 歌詞も演奏内容も異なるテイクで「か・さ・ぶ・た」に掲載されていた歌詞に近い内容。 聞いてインパクトをまず受けたものの中に「HERO」のCMバージョンがあった。 解説の通りにボーカルが前面に強調されたテイクだが、トラック自体がオリジナルなのに対してボーカルを強調したというミックスで、これだけ甲斐が迫ってくるようなパワーを感じるのはサスガにすごいなと思った。 また、当時のバンドの勢いを垣間見られて嬉しい。 「安奈」における甲斐のMCは悲痛だ、現場の空気が感じられる。 対談で話していたバンドの緊張した雰囲気までは伝わらないが、コンサートにおけるドキュメントとして貴重なトラックだと思う。 エンディングで「ジャンキーズ」のイントロが聞こえてくる、オマケ付(?)でフルレングスの発表を望みたいところでもある。 ■右の写真はボックスセットのCDの取り扱いに不便なのが嫌でオリジナルにCDケースを買ってジャケットをつけたものです。 ケースは昔よくあった2枚組ケースの厚さでCDボックスセットに丁度良い何と!6枚収容可能なケースで定価450円のモノ(購入398円:TEAC ORP-6P-W)でパソコンショップで購入。 ジャケはボックスの表・裏のイメージで構成、シリアルNOも右隅に書き添えました。 これで、どのディスクも取り出し楽々!順繰りに楽しめています。自作好きな方はぜひどうぞ!! さて、皆さんはこのボックスセットをまずどう聞きますか? 僕はまずDISK4に着手し、そのままDISK5に・・・とりあえず聞いたことのないトラックへ・・・その後はランダムに聞いて改めて過去の曲に聞き入り、萩原健太氏によるライナーにドキリとしながら毎日を過ごしています。 |