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リピート&フェイド:REPEAT & FADE

4人の音がある、ひとつの音がある。
構想1年!遂に実現した、史上初のレコードによる4W DISC全16曲!!
12年目にして12枚目のオリジナル・アルバムは、空前絶後の超大作!!

● リピード&フェイド:REPEAT & FADE-[Mar.5.1986]
LOVE MINUS ZERO
[Project I:N.Omori] [Project II:H.Matsufuji]
  1. 25時の追跡
  2. エコーズ・オブ・ラヴ
  3. JOUJOUKA
  4. ロマン・ホリデー
  1. O'l Night Long Cruising
  2. サタニック・ウーマン
  3. レイニー・ドライヴ
  4. メガロポリス・ノクターン
[Project III:I.Tanaka] [Project IV:Y.Kai]
  1. Funky New Year
  2. ジェシー(摩天楼パッション)
  3. Run To Zero
  4. 悪魔と踊れ
  1. ハート
  2. オクトーバー・ムーン
  3. 天使(エンジェル)
  4. ALL DOWN THE LINE-25時の追跡-

◎ レイニー・ドライブ-[Mar.1.1986]
レイニー・ドライブ
  1. レイニー・ドライブ
  2. エコーズ・オブ・ラブ

◎ メガロポリスノクターン[12inch]-[May.1.1986]
メガロポリスノクターン(12inch)
  1. メガロポリスノクターン
  2. レイニードライブ
  3. 破れたハートを売り物に
  4. ナイト・ウェイブ

● REPEAT & FADE Ultimate-[Dec.12.2007]
REPEAT & FADE Ultimate
  1. ALL DOWN THE LINE−25時の追跡
  2. レイニー・ドライブ
  3. エコーズ・オブ・ラヴ
  4. ジェシー
  5. オクトーバー・ムーン
  6. メガロポリス・ノクターン
  7. JOUJOUKA(ジョジョカ)
  8. サタニック・ウーマン
  9. ハート
  1. Funky New Year
  2. ロマン・ホリデー
  3. 天使(エンジェル)
  4. O'l Night Long Cruising
  5. 悪魔と踊れ
  6. Run To Zero
  7. 25時の追跡(Instrumental)
  8. レイニー・ドライヴ(H.Matsufuji Vo)
  9. Funky New Year(I.Tanaka Vo)
  10. メガロポリス・ノクターン(H.Matsufuji Vo)

まずは大森のプロジェクトがナイス!!
ギター屋らしくインストルメンタルで攻めてきたがどれも叙情的というか聞いていて馴染む曲だった。
松藤のプロジェクトはボーカルがさらに冴えて声質の良さを改めて感じさせられた。
作詩を全て依頼しているのは残念な気もしたのだけど、詩の世界をうまく曲が導いていると思った、松藤流に。
特に「レイニー・ドライヴ」はいい・・・この曲は松藤ヴォーカルで聴きたいものだ・・・。 一郎のプロジェクトではファンキーな雰囲気が全編を包んでいてヴォーカルもとれるんだし、うまいねー一郎。
甲斐のプロジェクトではソロ色の強い曲調の「オクトーバー・ムーン」がイカしてる。
さらに「25時〜」のヴォーカルバージョン「ALL DOWN THE LINE」が曲の雰囲気にカラーをつけてストーリーが広がっている。
アルバムは甲斐の「25時〜」から大森の「25時〜」へとまるで輪廻転生のように繋がっているのだ・・・。 また4人それぞれに "AIR","Earth","Water","Fire"のカラーと甲斐バンド・サウンドの図式とでもいうように、それぞれが絡んでいるマークが記されていた。
ソロアルバムの集めたものではない、4人がいて「甲斐バンド」なのだという図式なのだと感じられた。
ジャケットは黒にエンボス加工されているだけでちょっと見ではよく判らない状況だった。
CD版はそうもいかず "REPEAT & FADE"の文字列に一部だけ金文字でタイトルと "KAI BAND" が書いてある。
Beatlesの通称ホワイトアルバムのイメージに近いが10万枚以降はそのホワイトジャケット版になるという・・・実際にホワイトジャケットは見たことがないような気がする・・・。

シングル盤の「レイニー〜」は当然と言えば当然のように甲斐ヴォーカルによるバージョンになっていた・・。
また何故か12インチ盤で「メガロポリス〜」がリリースされている。
いずれも甲斐ヴォーカルでいてソロ調だったのを甲斐バンド調にしたといったトコロか・・・
やはり甲斐が歌うと力強さが出てくるように思う・・悪くはないのだがオリジナルの松藤の繊細なヴォーカルにこだわりたいと思うのは僕だけだろうか・・。
「破れた〜」「ナイトウェイヴ」はプライベートルーム・バージョンで打ち込みしたリズムトラックに甲斐のボーカルを重ねたというような雰囲気・・・バックグランドに流しておく分にはいい雰囲気かもしれないが聴きこむ感じではない・・かな・・。

2007年12月に紙ジャケシリーズによる再リリース。
今度は「Ultimate」とサブタイトルが付くのだが、収録曲を見るとどうやら"Complete Repeat & Fade"のリマスターの様に思える。
オリジナルの収録順では大森さんの"25時の追跡"で始まり、甲斐のヴォーカルバージョンの"ALL DOWN THE LINE"で締めくくられるが、意識的にそのまま大森さんの"25時"に連鎖するっていうイメージがあったハズなんだけれど、このアルバムはそういうコンセプトはないらしい。

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