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雫の反射

ギター1本一人きり、生身の甲斐をさらけ出す究極のライヴ、第二章!


● 雫の反射:Complete of the My name is KAI Tour vol.2-[May.01.2001]
雫の反射
  1. デッド・ライン
  2. 港からやってきた女
  3. 一世紀前のセックス・シンボル
  4. 東京の一夜
  5. ナイト・ウェイヴ
  6. 二色の灯
  7. 薔薇色の人生
  8. 裏切りの街角〜ビューティフルエネルギー
  9. 甘いkissをしようぜ
  10. 昨日なる鐘の音
  11. 安奈
  12. CRY

2ヶ月連続でリリースされたMy name is KAIの第2弾。
こちらに個人的に待望してた曲が多数収録されている。
今回も松藤選手による全曲コード付き、すかさずギターを普通のチューニングに戻したのは言うまでもない。(KISSをやる時にゃ半音下げチューニングなのだ・・・で、ZO-3をチューニングし直した)
コードをあまり知らずに感性で弾くワタシ(覚えろよ)はこのコード付きな歌詞はかなり嬉しい。
"港からやってきた女"など、コードが簡単なのしか出てこないから、初心者にもお奨めだ・・・ワタシもコード覚えよう!って思った程だ。(コレ位はなんとか知ってるコードなんですが)
聞きながら弾いて歌う・・・まさに術中にハマっているような気もしながら、聞き進める。
実際に簡単なコードばかりな、"港からやってきた女"とか"二色の灯"は感動しながらやっている。

"ナイトウェイヴ"ではイントロで遊ぶ(?)松藤に一旦曲を留め「こんなのリハにない」「思わず進行表見た」という笑いの部分も収録されて、生の感覚もそのままだ。
アコギ1本で感動した東京の一夜も昨日なる鐘の音もよくぞ収録してくれたなとも言う、感謝感謝。
そして待望だったのが"二色の灯"。
あの武道館で見たあのステージが甦ってきた。
ロックバンドだと思ってた甲斐バンドのステージに、ああいう静のシーンがあるとは思ってなかったあの頃は、ショックというか衝撃的なことだった。
そしてそこから聞こえてきた歌は、そうこの歌だったのだ。
松藤とのコーラスも毎度のコトながらしみる・・・。

ライヴアルバムをなぜ2枚に分けて出したか判らないのだけど、2枚組を1枚づつにする事で購買意欲をわかせようってことかな。
3枚組で合間のMCも全部収録盤でも買うんだけどなー、ファンでないと手を出さないか・・・(^_^;;;
そういうワケで新星堂のネットで予約・購入したワタシは特典CDも満喫した。
今回もカットされたMC部分のもので、氷のくちびるのイントロを歌い始めすぐさま「やらねーよ」と歌い止めるのが入ってて臨場感(?)ある。(^_^;;
あの日あの時の雰囲気がそのままな気がした。
(期待してる中歌い始めやイントロだけやって残念がらせるのは、意外に楽しかったりするよね・・・「あー!いじわる」とか言われたりしてさ)

というワケでかなり愛聴盤になってるこのCD、やっぱり"二色の灯"、"薔薇色の人生"、"昨日なる鐘の音"、"CRY"に耳が寄ってしまう。
スタジオ盤はもちろんだけど、ライヴの緊張感と空気の中で聞くこの曲はすばらしい。

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