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甲斐バンド・ストーリーII
不世出のロックバンド「甲斐バンド」の革新的オールタイム・ベスト・アルバム
遂に完成!全18曲、すべての世代に問う渾身のメッセージ!!

● 甲斐バンド・ストーリーII -[Dec.12.2007]
甲斐バンドストーリーII
  1. HERO(ヒーローになる時、それは今) *
  2. 翼あるもの *
  3. 氷のくちびる *
  4. きんぽうげ *
  5. 安奈 *
  6. 裏切りの街角  *
  7. ビューティフル・エネルギー *
  8. ホップコーンをほおばって *
  9. 感触(タッチ) *
  10. かりそめのスウィング  *
  11. 漂泊者(アウトロー) *
  12. テレフォン・ノイローゼ *
  13. 地下室のメロディー *
  14. BLUE LETTER
  15. 観覧車’82
  16. ナイト・ウェイヴ
  17. シーズン
  18. 破れたハートを売り物に

* Remix Version


収録曲はリミックスにもなって当時のベスト盤のリマスターではない・・・(それじゃ既にリリース済みだ、意味がない)
ジャケは特別な透明スリーヴに入っていて、ジャケ自体はオリジナルの「甲斐バンドストーリー」である。
裏ジャケはステージのヤグラにあるスポットライトがあり、それはCDレーベルにもある。
透明のスリーヴの上には甲斐のステージショットがあり、あたかも浮き出ているような錯覚を覚えるような出来栄え。
表ジャケには上にあるような、白い文字でタイトルがあるが、何だか違和感があって馴染めない。

納められた曲の大半はリミックスが施されているという。
具体的な解説がないので聞いた印象しかないのだが、ドラムの感じが大分違うように思える。
締まり感があるというかタイトな響きという印象が一番違うように聞こえるのだ。
それは良い方向に行っているのか、どうかイマイチ判断つかないが、バンドの音とは違うようにも思える。
リマスターの悪さ、リミックスの悪さなのか判らないが「ビューティフル・エネルギー」のギターの音、ハイハット?の音がデジタル的な濁りが出ている様に聞こえる。
自分がレートの低いMP3を音源にしてイコライザ、リミッタ、コンプ処理をヘマった時の音に似ている音だ。そういう印象の音だけに「これって良いリミックスなんだろうか?」と疑問に思う音だ。
「ポップコーン〜」などが収録されている分、甲斐バンドを知らない人に薦め易いのは「ALIVE」よりも、この「ストーリーII」になると思う。
それだけに粒立ちのはっきりした良い面の半面、音の悪さはイマイチと感じ薦め難いかなぁとも思うのだ。
元々甲斐バンドについてはベスト盤を聞かないクチなので、このCDは棚に並ぶだけかもしれない。
少しでも甲斐バンドに興味を持って頂けるならば、「英雄と悪漢」から「ラヴ・マイナス・ゼロ」までを好きな所から聞いて欲しい。

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