5年ぶりにおくる シンガーKAIからの最高のカタルシス。 |
● 太陽は死んじゃいない-[Dec.7.1994] | |
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◎ 渇いた街-[Nov.2.1994] | |
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パワー溢れる曲「愛と呼ばれるもの」で蓋を開けた甲斐ソロ2期。 やはりバンドの殻がなくなると見えてくる甲斐の原点。 「MIDNIGHT」調というか穏やかな曲が流れる「橋の明かり」、どうしても「街」にこだわってしまうのか・・・「乾いた街」はテンポの良い曲でサビも覚えやすい曲である。 「光あるうちに行け」は吉岡秀隆の「ラスト・ソング」のカップリングになった曲のセルフカバー。 当然の如く甲斐の持つパワーの方が強い訳で吉岡くんのそれとはまた違った輝きを放っている。 ライヴで「希望の歌を・・」と言って演っていたのが印象に強くライヴ映えする曲だとも思う。 個人的には「アジテイター」「ラヴァー・ホリック」の2曲は苦手な曲調。 明暗がはっきり分かれた?ようなアルバムの曲構成にトータル性はないのかもしれないが実はあまりCDトレイに乗らないアルバム。 (嫌いって訳ではないのだけどね・・こうして書いてる時に聞いてると歌ってるし・・いつのまにか・・) シングルはキャッチーな感じの「乾いた街」だが「乾いた」に引っ掛けたか・・背景は砂漠である・・安易だ・・・。 結構雑誌などでPRが載るなど媒体へのアピールがあった作品だった・・セールス??どんなの度外視だよ。 |