この夜のアコースティックスタイルはいくつもの方法論の持ち主だからこそ可能だったことは間違いない。巷にハンランする「お手軽アコースティック」に組することができないのは、当然かもしれない。 |
● Night Tripper AG Live at the Apollo-[1990] | |
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ソロに入って第2弾のアルバム「カオス」を発表した甲斐はアコースティックという方向性に導かれライヴを展開していく。 以後「ダブルイニチアチヴ」というキーワードの元、AGライヴ、ファンクライヴに展開は続行される。 そのAGライヴの起点になる本牧・アポロシアターという、まだ出来てそれほど周知されていないハコでライヴは行われた。 幸運にも2日目の12月20日('89)に整理券番号51番を取る事が出来て、ステージ中央2列目位置で見たライヴがリリースされて感無量。 ビデオ全体にモノクロなイメージで通し、演奏もウッドベースがメインとなる渋いテイクで進行する。 ミッドナイト・エクスプレスなどのイベントでも絶賛されたライヴの機軸であり、必見のビデオソースである。 |