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Series Of Dreams Tour Vol.1

Series Of Dreams Tour Vol.1
[1974-1979]

● Series Of Dreams Tour Vol.1[1974-1979]-[Jun.26.2003]
KAI ROKUMENT BOX
  1. 吟遊詩人の唄
  2. カーテン
  3. きんぽうげ
  4. 牙/タスク
  5. メモリー・グラス
  6. ダニーボーイに耳をふさいで
  7. シネマ・クラブ
  8. 感触(タッチ)
  9. 男と女のいる舗道
  10. 東京の一夜
  11. 裏切りの街角
  12. 嵐の季節
  13. 氷のくちびる
  14. ポップコーンをほおばって
  15. 翼あるもの
  16. HERO(ヒーローになる時、それは今)
  17. 安奈
  18. 最後の夜汽車
ライヴに行ってその映像が形になって残る事はすごく嬉しいことだ。
しかし、それも慣れっこになってくると希少さというか、ありがたみが薄れていくのかもしれない。
そんな気になってしまうのは、そのセットリストのせいなのか、ビデオの出来自体の問題なのか・・・。
その昔、全編モノクロでライヴをビデオ化した事があった・・・あれは演奏、歌を見えない色を見せるかのように、華やかなビデオだった。
だからこそ、あのビデオはいつでも「見たいと」思う、このビデオはどうだろう・・・ここ最近のFC限定、会場限定といい販売されているビデオは?

で、このビデオが高いし、内容が無いと言いたいワケじゃない・・・でも、ビデオの到着を待って、急いで開封しビデオにセットして映し出される「あの日」を正座して凝視するようなイベントには なっていないのかなって自分の感情を分析している。
しかし、映像として残ると思いのまま見ていた「瞬間」が蘇るのは大変嬉しい事。
当日それ程というか全く思わなかった甲斐のヴォーカルの荒れ具合が耳に残る。
周期的に公式BBSなどで問題発言?のように出てくる「声の衰え」の話題・・・こんな事なのかなって思ったりした。
歳相応の歌い方があって然りと思っているので、自分としては歌い方が昔と違うとか、衰えているとかまったく言うつもりはない、甲斐は甲斐なのだから。

ちゃんと話をビデオ全体の話に戻そう。
ビデオの全般の曲間に入るツアーメンバーの「一言」はライヴビデオという観点から言うと、個人的に好まないスタイルである。
ライヴが始まったら気持ちを現実に引き戻されたくはないからだ・・・せめてライヴが始まる前の楽屋シーンで、「これからやるぞ!」なんてコメントをメンバーが言うのなら、「おぉ!」と思うけれど別撮りされたシーンをライヴ(生き物)の合間の挿入されちゃ違和感が残るよね。
こうして書いた部分以外はクリアな映像で(ビデオテープという点は考えないようにしておこう)形になっている事に感謝すらする気持ちで一杯である。

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