Guitar's

Cort GS-Punisher2

Punisher-2 2010年にCortっていうブランドからAXEモデルがリリースされたのは知っていたのだが、ジーンのベースらしいシェイプは欲しいかもとは一瞬思ってはみたが、現実論で座って弾けないだろうし、コレクターではないので弾かないモノを買うのは気が引けて見送っていた。
まぁジーンのベースモデルとしては70年代に使っていたダブルカッタウェイの鋲が付いているモデルか、ALIVE IIの頃のスペクターのモデルしか興味は無かったし、最近のモデルではノーメイク時代後期から使っていたPunisher位しか興味が湧かなかったのだ。
しかもベースを普通に弾きこなせる技量もないし、スタジオで借りて弾いたPunisherはとても弾き易いと思えるものではなかったし・・・何しろ道楽で買うには高いのだ。
そしたら今度CortからPunisher-2っていう廉価版がリリースされると友人から聞いて、チェックして見ると2011年5月リリース予定で予約受付中だった。
やっぱり欲しい気があるのだが、やはり弾けないものを買うのはちょっとなぁと・・・7,000円で手に入れた中古ベースとは訳が違う。 それでも頭の隅には残っていて、友人のCort Gene Simmons AXEを弾いた時の弾きやすさに、「これは買ってもいいかも!?」って思う様にもなった。

ボディの美しいライン それまでiPhoneにiRigというツールを使ってAmplitubeソフトでミキシングをするのに、オンボロベースが何とか役に立っていたので、以前よりベースに触る事が増えたのである程度は弾けるようになった曲も増えていった事が更に後押しをしていた。

それでもまだ注文もしないで忙しい日々を送っていて、気が付けば既にリリースされている5月半ばになってしまっていた。 思い出した様にサイトをチェックしてみると、まだ予約受付中になっていた。そのサイトでは残り1台になっていたので、ナンだか「やばい!無くなる!」って思ってしまったのがきっかけとり、結局その晩自宅でさんざん悩んだ末に注文をしてしまったという訳だ。
ビジュアルは文句無し(ヘッドのCortのロゴが邪魔かな)で、インレイがアバロンじゃなかったり、ピックアップがEMGとかじゃないので見てくれはちょっと違うのだが、大よそ問題なしな自分にしてみれば、必要にして十二分な製品だ。
Head ネックも思った程長く感じないし、オリジナルと比べてみてもスケールは変わらないようだ・・・スタジオで弾いた時のあの長さ感はナンだったんだろう?自分がベースに慣れてきているからかなのかもしれない。
兎に角、憧れのベースが手に入って正直ベースマンでもないのに、非常に嬉しい。(かといってスタジオに入る時に積極的にベースを弾くかというと、そういう訳じゃないけどね)
何はともあれ、この付属のケースじゃ街を歩けないってのは、動かし難い事実な訳で、もしもこのベースを持ってスタジオ入りするとなれば、ギグケースを何とかしないとならん。
結局、ケースに関してはオクで大き目のケースを落として何度かスタジオで使ってみた。オリジナルのPunisherを持っている友人からは、弾きやすい遜色がないと有難いお言葉を頂いた。

パーツに関しては色々と目についてしまい、オリジナルと同じ仕様に換えていきました。
パーツの交換だけにあらず、インレイの加工からナットの制作までかなりの事をやりこんでしまいました。
最終的にはもう大満足な仕上がりを見せているので、こちらもカスタマイズの詳細を記録してあるので、興味のある方はご覧下さい。
Punisher-2 Customized