Guitar's

Gibson ACE FREHLEY "Budokan" Les Paul Custom

2011年、あのGIBSONからACE FREHLEYモデルのレスポールが発表されました。
Les Paul Custom Signd/Aged(50本限定:\1,725,150 → \1,380,000)
Les Paul Custom Aged(100本限定:¥1,121,400 → \798,000)
Les Paul Custom VOS(150本限定:\690,900 → \498,000)
実販売価格は数十万落ちているとはいいつつ、高くないですか・・・(-_-;;;
で、狙いをつけたのがEpiphone by Gibson Limited Edition Ace Frehley "Budokan" Les Paul Customでした。こちらはリーズナブルで\79,800あたりが相場です。
それでも迷いに迷って半ばヤケクソになりながら、発売開始直近になってポチったんですが、そこから全く入荷の知らせがなく、3ヶ月を経とうとする頃、ショップから「入荷の見通しなし、キャンセル受付します」というメール。
そうこうする中入荷するかもしれないと、ほおっておいたんだけどサッパリ入荷する気配がなく、もう諦めていた頃、何気なくデジマートで「BUDOKAN」を検索して、このエピの入荷状況を見ようとしたら、GIBSON USAモデルが破格値で出ていたので即座にポチってしまいました。
もうあちこちで見ても売り切れ状態にあった、この廉価版はスペック的には劣るものの、エピの例のヘッド形状に悩むことなくがっつりGIBSONなので、そりゃ嬉しいです。
Epiphone 週末に入金して数日、いよいよ我が家にGibsonギターが到着。
ケースを開けた時の甘い匂いとボディの美しさに惚れ惚れしてしまいました。
エイジド加工に全く興味が無いので、このモデルは自分にとってベストチョイスです。

で、届いたのはいいんですが、まぁ新古品でしたので多少は気にしていたんですが、傷等は全く無い変わりにまさかのノイジーなギターでした。
弦を触ってもまったくノイズが減らないので、テールピースのアースが利いていないものと想定されました。
久しぶりにテスターをあちこちあててアースポイントと確認してみますが、ピックアップのアースやポッド類のアースは取れているものの、テールピースのアースは無い様子。
見た感じはボディーに入って行っているアース線はちゃんとポッド裏に半田付けされているんだけどなー。
で、このポッドと表面のテールピース部を当たってみると、まさかの導通無しですよ・・・ビックリ!。
ポッドに半田付けされているワイヤーでテールピースに向かっているものを、あれこれ押し込んでも導通が出ないので諦めました。
一時はテールピースを抜いてワイヤーを引き直そうかと思いましたが、表面の塗装を痛めては元も子もなく無理そうなので、長めのネジにアース線を付けねじ込んでいってテールピースに当ててアースが取れるように改修して、無事ノイズを消すことが出来ました。
徹底的にノイズを排除しようと、PUのざぐり部やコントロール部に銅テープを貼り込んで、全てをアースに落とすように配線をし直し強力なシールド状態にしました。
お蔭でかなりのノイズレスな状態になりました。
ついにGibson エースのオリジナルレスポールは3ピーストップだったり、スペックは全く違うものですが、こうしてGibsonのギターということ、曲りなりにもエースモデルである事で、満足度はかなり高いものになりました。
しかしフロント、ミドル、ブリッジの3つともDimazio SuperDistotionが付いているコトは、実は余計なことでフロント、ミドルはP.A.F付けてくれりゃいいのに・・・。結局Greco EG600PRから70年代のオールドDimazio SuperDistotionを換装して、フロント、ミドルはP.A.F(36th Anniversary:DP103)を買って交換してしまいました。見た目だけの為に無駄な出費をしているもんです。
特にミドルはチューナー専用のピックアップにしてしまったので、サウンド的に何にも威力を出しません。最も必要ありませんが・・・。
次いでこれは完全に自分の思いからですが、GROVERのマシンヘッドを102Cの18:1モデルに交換しました。(勿論、バンジョーペグに戻しています)
このGibsonについていた14:1のモノはEG600PRにGROVERの102Cのペグで換装しました。
ボディバックのバインディングが無かったり、サンバースト塗装でなかったり、そもそも指板がRichliteと呼ばれる合成材?でとかく評判の悪いLes Paul Customモデルですが、Epiphoneモデルを買ってヘッド改造をしていただろうの結末から考えると、賢い選択だったと思います。
思いの他、ボディバックのバインディングが無い事に関しては、あまり気にならないです。勿論指板に関しても。
確かに木材じゃないよなーと思いますが、弾き心地を感じる程繊細なプレイヤーじゃないので、全く気になりません。
あれこれハードウェアの違いも気にならない訳ではありませんが、ジーンのPunisherを買ってアレコレ交換したいという欲求とは異なり、このLes Paulに関してはこれ以上の変更は考えられなかったです。
という割に、エースモデルに余計な事をしてしまっています。
それはSHADOWのチューナーの搭載ですが、そもそもEpiphoneを注文していたタイミングでこのチューナーも買っておいたので付ける気満々だったのですが、実物と合わせるとエスカッションの色が全く合わない。
結局エスカッション部を切り落としてユニットだけにして、リアエスカッションにテープ留めして、配線を繋げていないミドルPUに接続して余計なことにならないようにしました。
なもので、ボリューム位置に関係なくチューナーの電源を入れれば、いつでもチューニング可能になっています。
ただ、スタジオに持ち込んで友人が弾いた際に、右手腹をエスカッションに当てるプレイスタイルだった為か、都度チューナーが剥がれてしまいフラットなフィルムケーブルが断線するんじゃないかって冷や汗をかきました。
なもので、エスカッションには接着剤でしっかり固定することにして、今は無問題です。