Guitar's

ARIA AMB-35S Customize

イキナリ手を出すにはちょっとという部分ですが、インレイ材の良さげなのを見つけ注文しました。
最初はホウィトパールのインレイでしたが、Punisherと同様に半田ゴテでブリブリと突き刺して抜いて接着剤を取って綺麗にした後、アバロン貝のインレイ材を入れていきます。
注文したモノはサイズぴったりで加工が要りません。Punisherもこれで入れ直そうかなと思ってみたりしましたが、後で同じ商品を探したら何と20,000円近くの値段になっていて、確か数百円送料なしで買えたコイツは何だったのか?と思えるような激変状態で、手が出なくなってしまいました。この品質なら予備で買っておけば良かったです。
値付け間違ったのかな?(でも20,000円は高過ぎだけど)
で入れ替えた後はこちらです。
丸のは削って作りまして、同じく入れ替えてしまいました。
見た目がゴージャスになったのは、言うまでもありません。こういう仕上げ材などでもギターの値段って変わってきてしまいますよね。
何となくグレードが上がったような気もします。
で、まだまだ気になる所はあるんですよ。どこかっていうと、ボリューム/トーンのコントロールノブの位置なんですね。
微妙なんですがちょっと邪魔だったんですよね。殆どプラグ指して使わないし・・・。
という事で中の構造に注意しながら干渉をしない位置に穴をあけました。
向かって左の2つが元の位置で、左の2つが移動先になる穴です。
元の穴は裏からテープを貼って表面に樹脂を流し込んで固め、表面のデコボコしている感じを再現しながら慣らしています。ぱっと見は分からないです。
ノブはストラトタイプが付いていますが、スピードノブとか似合わないので、これは素直にオリジナルのままです。
写真にちょっと写りこんでいますが、ブリッジの弦を留めるピンはヘタった樹脂製はやめて、メタルのピンに換えています。
響きが堅くなったどうとか分かりませんが、堅牢な感じなのと見た目で勢いで買って交換したようなもんです。
アコギにありがちなブリッジ部の隆起がちょっとあるせいか、弦高が高めになっているので象牙のブリッジ材を買って低めのセッティングの形状を作り1.5mm程落として落ち着いています。
しばらく使って問題がないので、余ったブリッジ材はPSM10のコンビナットの材料にしました。
余談ですが象牙など骨系の材を削ると、歯医者の匂いがします・・・歯を削っている匂いと一緒です。

ナットで思い出しましたがこのギターのナットはTASQに交換しています。 パーツの使い回しなんですが、epiphoneのレスポールを買って弄って普段使いようにしようとしていましたが、途中で飽きてしまって結局パーツを取り外したものです。
ナットの弦幅とか同じようだったんで、そのままちょっと薄くしただけで取り付けています。高さも変わらなかったので何ならナットファイルで調整しても良かったのですが、実際加減も分からないし削りすぎて悲惨な事になるのでやめておきました。
多少自制心が出てきてくれたのは助かります・・・若かりし頃は後先考えず、後で後悔する事多しでした・・・歳をとり学んだという事でしょうか。
そんなナットを付けたヘッドがこちらです。
それは置いておいて、弦巻(未だにマシンヘッド、ペグ、チューナー・・・どう言っていいのか分からずで、間違いない日本語で書いておきます)はあれこれ付け替えています。
最初についていたARIAブランドはさして良くも悪くもないという感じでしたが、ちょうどepiphoneのSpacemanから外したクルーソンタイプに交換したもんで、それぞれ上下中央にネジ穴があきました。
Spacemanも手放そうと思いだしたので、オリジナルパーツに戻していく事になり、こいつは余っていたグローバーをつける事にしました。
ただ、ツマミはメタルではつまらないので、以前買ってあったパーロイドタイプのツマミに換えています。
ちょっと雰囲気が出ていい感じになったと思います。
ヘッドにはバインディングが無く、ヘッドデザインも何だか訳が分からない恰好なので、何とかしようとルーターやヤスリを入れようとした小さな傷(躊躇い傷)が残っていますが、結局手を出さずにここまできたのでたぶんこの辺りは手つかずでやらないでしょう。
で、穴も放置状態になったヘッド裏です。もう穴をふさぐのも面倒になったという事でしょうか・・・。
グローバーの姿は恰好がいいですね、好きです。
ただちょっとこのヘッドにはちょっと合ってなくてツマミがギリ干渉しないあたりです、まぁよしとしますがアコギ(エレアコ)でグローバーっていうのは重厚過ぎるような印象があったりします。実際に何だかヘッドが重い感じがしますので。
ヘッド落ちするような重さじゃ勿論ありませんが、クルーソンタイプを付けていた頃に比べると重いかな、と。
もう弄るところがないので、ちょいと「こんなの付けてます」的な話を。
エレキの主力部隊には邪道かもしれませんが、エスカッション型のチューナーを付けていて、とにかく手軽にチューニングが出来るので重宝しているのですが、アコギとかベースになるとちょっと良いものがなくて・・・と思っていたら、アコギ用にはサウンドホール部に取り付けるチューナーが存在していました。
そもそもチューナーやプリアンプ内蔵のエレアコならこんな苦労はしませんが、ピエゾピックアップが付いているんだから、チューアー位は内蔵しておいてくれといいたいです。弦がちょっと邪魔になってボタンが押しにくいのですが、慣れてしまえば問題なしです。演奏中に弄るものじゃないですしね。
本当は黒のボデイのが欲しかったのですが、何だかやりたいチューニングが出来なさそうに見えたので、このクリームタイプのものを購入しました。
サウンドホールの淵にクリーム色の足が出てしまうのがちょっとアレですが、目をつぶるとします。