DESTROYS ANAHEIM : imp-1120 ANAHEIM STUDIUM August.20th.1976 | ||
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いやーカッコいいデザインのジャケットです。 先に買った "MAMA WEER〜" とは比べ物にならない位に好きなデザインのジャケットです。 ジーンとロゴを中心にコラージュされた当時のライヴの瞬間のイメージはそのまんま彼らの勢いを表しているかのようです。 その様な意識が元々あったので "MAMA WEER〜" を買う際に横目で見ながらも、そもそもパート2が存在する本作品は2枚同時に買わねばならん・・というこれもファンならではの「性」のお陰で「来月小遣いが出たらすぐ買いに来るから、頼むっ!売れないでいてくれ・・」とジャケットに願いを残していたのでした。 さて、肝心の音の方ですがこれが抜群にいいです・・・まぁ、最近のサウンドボード音源のCDと比べちゃいけませんけども、所謂オーディエンス録音であるがゆえのライヴの臨場感がキッチリ収められた作品と言えると思います。 ただ気になるのが曲目です・・・・ 「あれっ!?"Hotter Than Hell" が1曲目なの??で8曲でおしまい??」・・・無理もありません、当時の僕の意識の中にはライヴの終わりは "Black Diamond" という図式が成り立っていたのです。 「そうするとパート2って一体なにもの??」という意識も盛り上がってきて、一緒に買ってきたのはいいのですがどういうこっちゃ!?と疑問が疑問を呼ぶことになったのでした。 実は後で「このアルバムは2枚で1つのライブを収録していて何故か曲順を入れ替えて収録されているんだ」という事を改めて聞かされると共に本ライヴのビデオブートもある事が判りビデオを見せてもらい積年の疑問をふっ飛ばしてくれました。 実際のセットリストは以下の通りです・・・・色の違う曲はパート2に収録分
が、また疑問が・・・"Firehouse" って中盤のハイライトじゃないんか??・・・・でも、このツアー時期ではアンコールに演奏されていたようです。 こういう時代の流れ?も垣間見ることの出来る海賊盤ってアーチストの言い分もあるんでしょうが、貴重なものだと思います。 まぁ、アーチストによっては満足したライヴが出来て「後はブートを楽しみに」みたいなコメントをMCで言っちゃう人とか、海賊盤の著作権の侵害という事で嫌う人ありでさまざまですが、KISSに関してはジーン、ポールのコメントでは必要悪と認めているような節があるが、これを商売にしている人間に対しては怒りを覚えているという感じ。 そういう人間(ブート製作集団)がいなければ僕らも見聞きする事は出来ない訳なので難しいところですけどね・・・。 ジャケットは色紙に印刷されたモノクロの写真を真っ白なジャケに巻きつけて保護フィルムみたいなのくるまれているという感じ。 同じタイトルでも紙の色が違ったりしてこの辺までこだわって集めたら大変な事になるだろなーと思いつつも好みの色を選んで買っていました。 出来ればパート2も同じ色であればなぁ、と思ったのですけど同じ色がないのである色の中で2タイトルとも選んで買うという、オフィシャルものではあり得ないような買い物をしてた訳です。 逆を突けばそういう部分もブートの面白みなのかもしれません。 近年、中古CD店で "UNNECESSART EVIL" というアナハイムスタジアムのセットリスト順通りのブートCDを買いましたが、元ソースはきっちりこの "Destroys Anaheim" だったです。(編集が粗いだよね・・・自分でつないで作ったDATの方が出来がいいような気がするもん) 裏ジャケ部分にあたる所はKISS ARMYへの入会案内があって「おいおい、海賊盤なのにそこまでしてていいんか?」状態です。 先に書いた通りフィルムに固定されているだけの紙なんで、中途半端なのが嫌いな性格が災い?して当時真っ白なジャケ台紙に糊付けしてしまいました。 それはそれは慎重に障子に紙を貼るかのごとく霧吹きをしてシワが出ないようにキッチリ貼りつけているのでした・・・。 価値的にはこれでガクーンと下がってしまっているのでしょうね・・・でも、手放さないので関係ありませんけど・・・(^_^;;; | ||
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