1978 - 1979 |
この頃に青柳つとむ氏が会長であった初期(ビクター時代の)キッス・ファンクラブに加入しました。 会報なんて「手書き」で会長以下スタッフの方々もアットホームな感じでとても良かったです。 当時ファンクラブの事務所まで遊びに行ったりもしましたから・・・ファイアー・ハウスっていうビルにあったんですよ、雰囲気バッチリですよね。 最初に送ってきた会報(C'mon)は15号だったんですけれど、表紙をめくるとイキナリ写真間違いさがしクイズだった!!じゃーん。 これは "Alive II" のLPを持っている方でないと判らないんですけれど、ブックレット見開きのステージ写真に意外な事実がっ!! のほほぉ〜んと見てるだけじゃ判らないですよ・・・・判った方はメール下さい、誉めてあげます(笑)。 持っていて判らない方もどうぞ、答を教えてあげましょう・・!! 時期あたりからはファンクラブに感情移入していた時期なのでとても楽しかったです。 周りにKISSのファンが少なかったせいもありますね。 (隠れファンは多し!!) この会報はブート情報、楽器研究、歌詞のオリジナル翻訳ありとバラエティに富んでおりスタッフの親しみ易さから生活の一部になってた感があります。 当然商魂たくましいKISS?なんで・・この来日に合わせてまたセットアルバム "The Originals II:地獄の全貌 II" が出ました(笑)。 今度は "Destroyer:地獄の軍団"から "Love Gun" までの3枚です。 なんとお面まで付いていました・・・欲しくない・・・・(^_^;; この頃にはKISSのアルバムは全部買っていました・・("Hotter Then Hell"だけは"The Originals" ので我慢していました 更に「地獄のストーリー」というカセットテープも3セット(1巻:2本組)が発売されました、これは "KISS:地獄からの使者"から"Love Gun" 迄を2作品毎に区切ってパッケージ・セットしたモノで「特製オペラグラス」なんざ付いていました。 レアですねぇ・・・しかし4千円もしてました・・・・。 さて初来日とは違ってサラッと来日したKISS。 初めて行くロックコンサートに胸躍らせながら武道館に向かいました。 武道館では2階席の上の方で無茶苦茶な席でしたがステージで立ち上る火柱の熱さに僕のKISSへの情熱も新たに燃え盛っていたのでした。 これは パンフレットです。 ステージは "I Stole Your Love:愛の謀略"から始まり今年は階段を降りてきません、PAの上からエレベーター?に乗って降りてきました。 セットリストに "Love Gun" からの曲も加えて "Black Diamond" まで17曲一気に駆け抜けました・・・。 エンディングではジーン、ポール&エースがクレーンで上に登り、ピーターも77年より余計に上がってますぅぅぅ・・・。 この後KISSはこの日本公演を最後に2年間のステージ活動を停止すると発表しました。 かなりショックな話。 しかし "Double Platinum:ダブル・プラチナム" という変なミックス?ベスト盤は出すは(メンバーが制作に絡んでいないという??)、4人がそれぞれソロアルバムを出すは・・お金ないっちゅうに。 このベストは選曲はなかなかなんですがリミックスっていうか「お遊びが過ぎて」しまい違和感が残る出来だと僕は思っています。 "Black Diamond:ブラック・ダイアモンド","Calling Dr. Love:悪魔のドクターラヴ"の2曲は良かったりしますけども・・・・ よく人に言いますがベストを買うなら96年に出た"Greatest KISS/Remaster" を僕はお勧めいたします。 この "Double Platinum"の中ジャケットはプラチナ色のキラキラしたジャケットにエンボス加工でメンバーの顔が出ています、見方によっては素顔が見えるなんて言われてましたが、顔のつくり自体が似ていないので参考にはならなかったです・・・(笑)。 よく自分で透明なビニールにポールなんかの写真をトレースして輪郭だけで素顔を探っていましたが、こっちの方が本物に近いなと今更ながら思ってしまいます。 あ、そうそうシングル・カットされた "Strutter'78:ストラッター78"はアルバムテイクよりテンポがあっていいですよ。 時々中古屋でも見ますからあったら買って聞いてみて下さい。 で、この夏ファンクラブ主催のフィルム・コンサート(フィルムだよ・・最近はビデオ・ミィーティングと言われてます)があって姉共々お茶の水の全電通会館へ行ってきました。 何かグッズを買った様に思いますが忘れてしまいました。 この時に見たのは "Rock And Roll All Nite:ロックンロール・オール・ナイト","C'mon And Love Me:激しい愛を"の当時数少ないフィルムとNHKで放送したテイクで字幕なしバージョンの「ヤング・ミュージック・ショー」。 "Alive II" のプロモフィルムらを見たのでした・・・。 このフィルムなんざここ最近ブートビデオで見る事が出来て大変嬉しく思っています・・、いい時代になりました。 そうそうこの時期にKISSはTV映画 "KISS MEETS OF THE PHANTOM OF THE PARK"(ビデオ邦題:地獄の復活)を制作していて、日本公開のメドが立たなくてファンクラブで「署名運動」をしていました。 僕も学校のクラスを回り署名を集めて300名分位集まったので、ファンクラブ事務所に手渡しに行きました。 しかし!!日本公開せず・・・現実に見るまでここから13年位後になるのであった・・・どこかでは上映会があったらしいが・・・・ で、ソロ・アルバムですが発売されている以上買わずにいられない性格なので4枚同時に購入しました・・・・・・・・。 Mr.KISSポールのソロアルバムは出来は良かったですね(まんまKISSで発表しても違和感がないのですけれども)、そして意外な感じでしたが(当時のイメージ)エースがカッコ良かったりします、"Rip It Out:リップ・イット・アウト"のオープニングでぶっ飛びました。 しかし "New York Groove:ニューヨーク・グルーヴ"は馴染めなかったですね・・・(当時比)。 ピーターのもテンポのいい曲やキレイな曲が多く気に入っています、が意外にもジーンのは冒険的っていうか余裕で作った「お遊び」感覚で馴染めない感じもします。 今でもそう聞かない方です "Radio Active:レディオ・アクティヴ"のイントロはカッコいいのですが・・・全体を通すとキツイ感じはします・・。 とか思っている内に今度はソロ全作がピクチャーレコードで発売するというニュースがそれも500円高い3千円です・・・。 泣きながら4枚また買ってしまったのは言うまでもありません。 (これはいまだに針を落としていません・・・・)馬鹿ですねぇ・・・・ この年の12月に悲しい事にファンクラブは「解散」しました・・・・くくくっ本当に悲しかったです。 最後の会報(C'mon vol.20)には "MERRY KISSMAS" と書かれてありました・・・・・・(T_T)。 この頃に 「キッス・ストーリー」といういわゆるヒストリー物の本(著者:Robert Duncan=ロバート・ダンカン)が発刊されていまして、日本語版訳をファンクラブ会長だった青柳つとむ氏がディスコグラフィーと共に担当していて、ここでも独特の語り口が読んでとれます。 ドンポン・チカ・ドンポン・チカ。 (笑) 話をKISSの方に戻すと、前述の青柳つとむ氏が此処までの時期を起承転結でいう所の「承」にあたると言っていました。 それを肯定するがごとく、KISSは思いがけない面を見せる事になります・・・。 そうですディスコ調のあの曲 "I Was Made For Lovin' You:ラビン・ユーベイビー"です。 丁度ディスコブームに乗って大ヒットしました。 これでKISSを知った方も多いのではないでしょうか? このアルバム"Dynasty:地獄からの脱出"は気に入っていまして "Sure Know Something:シュア・ノゥ・サムシング","Hard Times:ハード・タイムス"なんかカッコいいのが多いです。 しかし、KISSらしさっていう面では新たな局面を出したのはいいのですが、従来の怪しさが影を潜めてしまい「キバを抜かれた狼」みたいな状態でした。 このアルバムの構成を見ると先のソロ・アルバムの延長といった向きもありますがなかなか出来のいいアルバムではあります、しかしライヴでやる曲というイメージがどうしてもわきませんでした。 (でもなんで邦題が「脱出」なんだか・・・このタイトルが逆に寂しく感じたのは僕だけでしょうか??) そうこうしてたらKISSの新しいファンクラブ "KINGDOM" ってのが出来まして前のクラブの余波を受け(勝手に)加入しました。 しかし、出来が悪いぃ〜・・・ 比べちゃいけないけれどショボ過ぎました・・・(関係者の方見てたらすみません) とはいいながらも結構イラストなどは掲載してもらってました。 And Next Time |