OFF THE SOUNDBOARD SERIES

TOKYO 2001
TOKYO 2001 Disck One
  1. DETROIT ROCK CITY
  2. DEUCE
  3. SHOUT IT OUT LOUD
  4. TALK TO ME
  5. I LOVE IT LOUD
  6. FIREHOUSE
  7. DO YOU LOVE ME
  8. CALLING DR LOVE
  9. HEAVEN'S ON FIRE
  10. LET ME GO,ROCK 'N' ROLL
  11. SHOCK ME
  12. PSYCHO CIRCUS
Disk Two
  1. LICK IT UP
  2. GOD OF THUNDER
  3. COLD GIN
  4. 100,000YEARS
  5. LOVE GUN
  6. I STILL LOVE YOU
  7. BLACK DIAMOND
  8. I WAS MADE FOR LOVIN' YOU
  9. ROCK AND ROLL ALL NITE

KISS  Paul Stanley/Gene Simmons/Ace Frehley/Eric Singer
UNIVERSAL MUSIC:UICY 79561/2
Release: 2021/06/11
Live at TOKYO DOME, TOKYO ,Japan : MARCH 13,2001

[Notes]
よもやの初ライヴ・イン・ジャパンで始まった「OFF THE SOUNDBOARD」のオフィシャル・ブートレグシリーズの第一弾。
そもそも「オフィシャル・ブートレグ」って何なんだ?って感じがするけど、色々作り込まないで貯め込んだライヴ音源を吐き出すタイミングにきたのだろう。
長年に渡り記録をしている膨大な音源がそれこそ全部順追ってリリースされたらファンといえど堪らないが、高音質で「気兼ねなく」手にして聴けるのは良いものだ。
ブートにはブートらしさもあってそれ自体は全く持ってウェルカムな気持ちではあるが、アーチストの権利という意味ではねぇ・・・なんとも。

そろそろ中身の話を・・・・。ライヴ盤としては申し分ない高音質で「さよならツアー」で来日してくれた感動的なツアーで、これが最後とばかり自分も福岡以外はすべての公演に足を運んだ参戦率の高いライヴです。
来日直前でPeterが外れ、Ericに変わってくれた「お陰」でリズムがしっかりしてバンド自体のサウンドが締まった良いライヴです。
Aceの少々危なっかしいプレイも無い訳ではないが、正直このツアーでのAceはとても神がかって見えました。友人のおかげでステージ前方で観れたこともあって、ギターソロの場面などの彼のプレイはもうすごかったの一言です。

話をライヴ・イン・ジャパンという点に戻すと、本当なら1977年の来日公演が「ロックン・ロール・パーティ・イン・トウキョウ」というライヴ盤となってリリースされる筈でした。
それがいつの間にか「アライヴII」っていう寄せ集めライヴ盤になってしまい、折角レコード4面あるのにD面(2枚目B面)にスタジオ新録曲が入るというありがた迷惑なものが届けられ正直「ライヴ・イン・ジャパン」ではない事に憤り、好きになれずにいました。ただ「アライヴII」は多くの人に影響を与えたライヴ盤だったという事に後年に気が付きました。
実際問題として「アライヴ!」からスタジオアルバムが2枚、直近で「LOVE GUN」がリリースされる時期でもあり、セットリストの古さが見える1977年の武道館公演ではインパクトが欠けてしまうのと「アライヴ!」との曲被りも多いので新しさにも欠けるという判断もあったのでしょうね。
まぁそれもそれでいいですけど、「CARNIVAL OF SOULS」もお蔵入り寸前まで行きながら、ちゃんとリリースもしたんで「ロックン・ロール・〜」もリリースしてくださいよって思いは未だに消えません。

本CDの話に戻します・・・Paulの声が今では考えられないような声量で元気がいいのがとてもいいですね。この時などのライヴを体験できたのは宝物です。
そんなライヴがこうしてリリースされた事、第1弾に「ライヴ・イン・ジャパン」を持ってきてくれたことに感謝いたします。


[More infomation]

TOUR BOOK Replica
TOUR BOOK 2001 FAREWELL TOURのパンフレットのミニ・レプリカが封入されているという粋な計らいがありました。
パンフ自体はPeterをメンバーとした構成でありながら、来日時にEricに変わったこともありEricのページが挟みこまれていたところも再現されていて、素晴らしいです。
表紙のKISSロゴの型抜きは流石に無理でしたがそもそもは抜けていながら、開いたページには同じ絵柄が描かれているのでそこまで再現する必要はないです、ハイ
(開いたページのイメージはココを参照)


LIVE IN VIRGINIA BEACH:JULY25,2004
VIRGINIA BEACH 2004 Disck One
  1. LOVE GUN
  2. DEUCE
  3. MAKIN' LOVE
  4. LICK IT UP
  5. CHRISTINE SIXTEEN
  6. TEARS ARE FALLING
  7. SHE
  8. GOT TO CHOOSE
  9. I LOVE IT LOUD
  10. I WANT YOU
Disk Two
  1. PSYCHO CIRCUS
  2. KING OF THE NIGHT TIME WORLD
  3. WAR MACHINE
  4. 100,000YEARS
  5. UNHOLY
  6. SHOUT IT OUT LOUD
  7. I WAS MADE FOR LOVIN' YOU
  8. DETROIT ROCK CITY
  9. GOD GAVE ROCK 'N' ROLL TO YOU II
  10. ROCK AND ROLL ALL NITE

KISS  Paul Stanley/Gene Simmons/Tommy Thayer/Eric Singer
UNIVERSAL MUSIC:UICY 79923/4
Release: 2022/01/28
Live at VIRGINIA BEACH:JULY 25, 2004

[Notes]
直前5月に武道館3Daysを含み、最終は金沢の6公演を行ったのちのバージニアでのライヴ。
ツアーは「ROCK THE NATION」というタイトルでトミーを迎えての最強の布陣となって、セットリストに余裕が生まれ来日公演でも考えられないような曲を演奏してくれていたツアーだった。
何しろKISS ALIVEにおける規定路線を全てひっくり返すような演出の数々で、来日公演の際にも我々も戸惑い&違和感が隠せなかったものだ。
火吹きは「FIREHOUSE」に変わり「WAR MACHINE」に、血吐きは「GOD OF THUNDER」から「UNHOLY」だ。
お約束の演出があっても、なんだか違う感がずっとしていたのを思い出します。
この後、火吹きは「WAR MACHINE」に置き換わりましたが、血吐きは「GOD OF THUNDER」に戻って何となくしっくりしている感じです(笑)
さて、肝心の音源ですが演奏自体は悪くないのだけど、Gene辺りの歌詞が危ういのと声が安定していない所が気になるところ。
とは言えバンド全体の演奏の安定性は今に繋がる所でもあり、これはこれで実験的なツアーで良かったと思っています。
「TEARS ARE FALLING」はなかなか日本では演奏してくれませんが(2004年は武道館初日だけ)、海外でのセットリストには乗る率が高いような気がします。ライヴ映えすると思うので是非定番化してほしい所です。
聴きどころは「GOT TO CHOOSE」「WAR MACHINE」「UNHOLY]といった所でしょうか・・・完全に個人の好みですけど。


LIVE AT DONINGTON[MONSTERS OF ROCK]:AUGUST17,1996
DONINGTON 1996 Disck One
  1. DEUCE
  2. KING OF THE NIGHT TIME WORLD
  3. DO YOU LOVE ME
  4. CALLING DR. LOVE
  5. COLD GIN
  6. LET ME GO,ROCK 'N' ROLL
  7. SHOUT IT OUT LOUD
  8. WATCHIN' YOU
  9. FIREHOUSE
  10. SHOCK ME
Disk Two
  1. STRUTTER
  2. GOD OF THUNDER
  3. LOVE GUN
  4. 100,000YEARS
  5. BLACK DIAMOND
  6. DETROIT ROCK CITY
  7. ROCK AND ROLL ALL NITE

KISS  Paul Stanley/Gene Simmons/Ace Frehley/Peter Criss
UNIVERSAL MUSIC:UICY 80111/2
Release: 2022/06/24
Live at DONINGTON from MONSTERS OF ROCK:AUGUST 17, 1996

[Notes]
待望のリユニオン・ツアーからのライヴがリリースされました。
ただ、このドニントン・パークでのライヴ(モンスターズ・オブ・ロック)は既に所謂Bootlegで「GOD OF MONSTERS」等で世に出回っており、それもライヴの特性からか高音質であるため、ここに公式に出てこられても元ソースは同じじゃ?って感じで、数多くのリユニオン・ツアーからのソースならば他に選択肢もあったんじゃないかなって思わざる得ない。
何となく買ってみたら中身が同じっていう「音源被り」って感覚すらあるかも。
とは言え、こちらの「公式」はパートのバランスはしっかりしていて、オープニングからGeneのベースがブンブン鳴ってます。Peterの単調なドラムも小気味良いかも?
まぁ「公式」も「真なる海賊版」もどちらもいい感じではあります。
セットリストもフェス仕様で直前の北米ツアーで演奏している「Rock Bottom」「New York Groove」「Beth」は外されています。
そういう面からしても完全なリユニオン・ツアーをライヴ盤にして欲しかったなぁと思う所もありますが、KISSTORY Vol3でTiger StadiumやMadison Square Garden(Jul 27,1996)が収録されているのを考えるとやむを得ないかなと思います。

[More infomation]

MONSTERS OF ROCK
MONSTERS OF ROCK 1996 リユニオン・ツアーは1996年6月28日デトロイトのTiger Stadiumを皮切りに、6回の日本公演を含み1997年7月5日ロンドンのFinsbury Parkまで実に190回を超えた公演を行い全世界的・大規模なツアーとなり多大な収益を得たツアーとなりました。
その反面、途中のPeter離脱やGene/PaulサイドとAce/Peterサイドとの契約、軋轢なども浮き彫りになった時期でもありました。

そんな背景もある中、ドニントンはまだツアーが始まって30公演ちょっとの所でAceのプレイの端々は危なっかしい所が垣間見れます。
オリジナルメンバーながらかつての自分のプレイをTommy Thayerからレクチャーを受けるなどの背景を考えると、気持ち的にも不満が溜まっていくだろうなぁとは思わされます。
また北米ツアーの合間を縫って渡英し、フェスに参加する事で全米での熱狂を今後実現するであろうヨーロッパツアーの前宣伝する効果は大きなものだったろうと考えられ、実際に全てがKISS ARMYではない中で「伝説のバンドの復活」として5万人のオーディエンスから大熱狂の中迎え入れられている様が伺えます。
ちなみにこの時の他の出演バンドはOzzy Osbourne、Sepultura、Biohazard、Dog Eat Dog、Paradise Lost、Fear Factory。


LIVE IN DES MOINES 1977:NOVEMBER 29,1977
DES MOINES 1977
  1. I STOLE YOUR LOVE
  2. KING OF THE NIGHT TIME WORLD
  3. LEDIES ROOM
  4. FIREHOUSE
  5. LOVE GUN
  6. LET ME GO,ROCK 'N' ROLL
  7. MAKIN' LOVE
  8. CHRISTINE SIXTEEN
  9. SHOCK ME
  10. I WANT YOU
  11. CALLING DR. LOVE
  12. SHOUT IT OUT LOUD
  13. GOD OF THUNDER
  14. ROCK AND ROLL ALL NITE
  15. DETROIT ROCK CITY
  16. BETH
  17. BLACK DIAMOND

KISS  Paul Stanley/Gene Simmons/Ace Frehley/Peter Criss
UNIVERSAL MUSIC:UICY 80170/1
Release: 2022/09/09
Live at DES MOINES 1977:NOVEMBER 29, 1977

[Notes]




HOME | KISS