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  江戸の縁起物 - 浅草仲見世 助六物語   Good Luck Charms of Edo



ぜひ読んでください 江戸の縁起物 - 浅草仲見世 助六物語


▲宝物になりました[2018/7/22]
江戸の縁起物 - 浅草仲見世 助六物語
助六五代目 木村吉隆
たまにですが、自分のサイトを通勤時に眺めたりして過去の時代を振り返ったり、いろいろな思いを馳せたりすることがあります。
そういう振り返りをする時にこの助六さんのページを見ることがあるのですが、何の気なしに助六さんを検索して似たようなページでもないかなと見たときに、こんな本が出ているのを今更ながら知りました。
すぐに通販サイトに行って注文して、届いて大事に大事に読ませていただきました。
そこには五代目の豆おもちゃに対する暖かい気持ちや思いに溢れていて、そんなお店にこれだけ長く通っているのだなと、感慨深い気持ちを改めてなりました。

正直、通っていると言ってもしょっちゅう浅草に出向く訳ではありませんし、時期や必要にならないとお店にも立ち寄りません。
それは小さな店でウィンドーショッピングをするかのような眺めてくるだけ・・という事をすべきではないお店と思うからでして。
だから年始(最近は師走)に干支の買い物をするのがもう34年も続いていますが、お店に居る時間を足しても数時間しかないと思います。
本当はそれまでに買いそろえたものの話や、これからの話とか、雑多な話とかしたいなーと思っているんですけど、まぁいつも行く時期ってせわしい時期でもあるので、ご迷惑になると思ってしまうので・・・。
で、この本でお顔もお話する感じも知っているつもりの五代目ご主人の後記を読んでいたら、お店でいろいろお話もされている様子がうかがえて是非お話がしたいなと思いました。

姪の結婚祝いの席を今半別館で設けてくれたので、先に助六さんに寄って「笊かぶり犬」を買ってプレゼントすることに決めていました。江戸時代の生活環境の話に加え、犬という字に竹を乗せると「笑」に似ているという話でいつも笑顔の絶えない家庭を築いてほしいなという叔父の願いも込めて・・・。
そんなプレゼントができる高揚感も手伝って、時節柄混んではいないだろうからと、当日は五代目が店番していますように・・・と祈りながら本を忍ばせてお店に伺ったところ神様が助けてくれたのでしょう、五代目がいらっしゃいました。

「笊かぶり犬」をお願いしながら、お話させてもらい、五代目も気さくにいろいろお話下さってなんだか今日はこの為にきたのか?と思うほどの至福のひと時を味わいながら、最後に本を取り出してサインをお願いしたところ、慣れた手つきで本のページをめくり筆でご署名を頂きました。

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