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昼過ぎ、暖かい陽気の中、家の中でビデオを見ているSyunが可哀想になって、外に連れ出すことにした。
サッカーボールをチャリのかごに入れ、ちょっと足を延ばした先にある、公園に出向いた。
向かい合ってサッカーボールを蹴りあうだけなんだけど、広い場所なもんで蹴り甲斐があるっていうか、結構面白い。
ひとしきり汗を流した後今度はチャリに乗って、河原の脇にあるサイクリングコースをゆっくりと走る事にした。
Syunもチャリを買ってからそんなに利用する事もなく、宝の持ち腐れ状態でもあるし、このサイクリングコースを走ってみたのも、きわめて短いコースだけだったので、走ってみたかったのだ。
緩くカーブになっていて、どんどん家が遠くなるんだけど、Syunが「家はどこ？」と聞いてきた時、「ずっと後ろのほう」って言ったら、なんだか不安になったらしく、「もう帰ろうよ」と言い出した・・親の俺がいるのに・・。(^_^;;
もっと先まで行くぞってんで、マリーナを過ぎてしばらくした所で、コースから外れることにした。
橋の度にコースが寸断されて、クルマの往来も激しくなって横断するのが難しくなってきたからだ。
ちょっと怖い面もあるので、これ以上は止めておいた。
そもそもコースの看板には一旦坂を下りて橋の下を潜り、向こう側から再度コースに戻るという設定になっているんだが、そんなの面倒臭くってやってられない。
走っている間にSyunの歯医者への予約を電話で入れた。
そう、また前歯の永久歯が抜け切らないうちに、後ろからはえてきたのだ。
本当は乳歯の下からはえてきて、押し上げながら根元を溶かしていくみたいなのだが、ズレてはえてしまうので、両方そのままなのだ・・・。
帰りはKenが部活やっているであろう、学校の校庭を覗きつつ帰路につく。
一旦帰りシャワーを浴びてから、歯医者に出向く。
嫌がりながらも靴を履いているSyunだけど、本当に嫌らしい。
今になって自分で歯を抜こうとしている。
歯医者について待合室に入っても、漫画を読みながら歯を動かしている・・抜けなかったが。
呼ばれてイスにかけて横になり、麻酔をされて歯を抜いた。
麻酔の注射をした後は恐怖からか、体全体を震えさせて泣いていたが、決して声を出さない所はエライところ。
歯は先生がだましだまし抜いてくれたんだけど、今回はあっという間だった。
ケースに入れてもらい、歯医者を出た。
ここで昨日オイル交換をしてもらうのを忘れていたので、ディーラーに電話を入れこれから出来るか確認したらOKとの事なので、急いで向かう。
何しろ工賃込みで\1,500也・・・普通ないもんね。
と、ここでアクシデント。
細い道の行き来で対向車のバンとミラー同士が正面衝突。
こっちのカバーとウィンカーレンズが砕け散り、双方クルマを止め押し問答。
あぁ、面倒くせぇ・・
といいながら自分がどんな運転してたか、イマイチ記憶がないので警察呼んでもしょうがないし、目撃者が居た訳でもないんで、説明したりするのが面倒になった。
ミラーの動作とウインカーの動作を見たら問題がなかったので、もう面倒だからいいと話しをやめてディーラーに向かった。
ディーラーでオイルの交換とウィンカー部分のパーツの取り寄せをお願いして、しばし休憩。
はぁせっかくオイル交換が\1,500なのに、余計な出費になってしまった。
でも、Syunも思い切り遊べたし、よしとせにゃなぁ。
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