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桜って平仮名で書くと余計に可愛らしくなってしまうんだな。
今日は空はグレーがかっていたんだけど、寒くもないし桜を見に家族で出掛けた。 目的地は千鳥が淵なんだけれど、途中にその他の桜もいっぱい目に出来て心穏やかに過ごせる良い日になった。 近くの学校の桜並木、王子の飛鳥山公園から並び出る姿、ものすごい混雑からようやく武道館前までクルマを入れ、これまたライヴの時の比ではないような人ごみを掻き分け、門を出て橋の上からお堀にかかる見事な桜を眺めていた。
子供達はそれ程感動したわけでもなく、カメラを撮る作業に熱中していた。 自分もこの目に飛び込んできている風景を、写真のカットとして切り取って残しておきたい思いで、フィルム式のカメラでは考えられないようなシャッターの切り方でメモリに納めていった。
そんなので熱中していると実際の目で楽しんでいないのに気がついて、モニタ画面を見る事なく実際の風景を楽しむようにした。 時折風に吹かれて散る花びらと、その下でボートに乗っている人の姿、奥に伸びていくお堀の風景・・・何だか見事だねぇ。
秋口にはススキを見たいと思うように、春先の桜を見たいと思うのも、日本に生まれたからだよなぁ。 (秋は紅葉だろうけど、あの混雑はちょっと・・・なので、箱根のススキで大満足している)
帰りは小石川の桜並木を通り夜桜見物。 良い一日だった。
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